鶏の玉ひもが手に入ったので、今夜は鶏もつ鍋にすることにしました。
玉ひもって見たことありますか?
関西の方ではスーパーで肉売場にふつうに並んでいるのを見るのですが、東京ではあまり見かけないように思います。
こちらがその玉ひも、についている卵黄です。

体内で成長途中の卵で、排卵前の卵黄です。
数珠状につながっているんだそうです。

場所でいうと「8」
煮物やすき焼きに使うことが多いようです。
それと、焼き鳥屋さんで出すところもありますね。

よ~く煮詰めると味がしみてとっても美味しいですよ。
お酒のあてにもってこいの一品です。
ということで、我が家ではもつ鍋風にします。
そして、鍋といったら「シメ」をどうするか。
これヒジョーに重要な問題かと思います。
我が家は、だいたい鍋のシメはこれにしています。

麺です。
生麺です。
「鍋をやる」と決めた日は、こちらへ麺をわけてもらいに行きます。

「入谷大勝軒」です。
金美館通りをすすみ「いなげや」を右折し、言問通りに向かうまでの途中にあります。
「大勝軒」は、ご存知の方も多いと思います。
つけ麺の考案者である山岸一雄氏が東池袋の地に開いたラーメン店です。
こちらの入谷大勝軒は、その大勝軒の暖簾分け店です。

店内には10席ほどのカウンター席があります。
メニューには「特製もりそば」や「中華そば」が。
持ち帰りの生麺は店員さんに声をかけます。

麺は1袋(2玉)で250円です。
店員さんに注文すると、麺箱から取り出し、袋に入れてくれます。
その間、ラーメンを食べて行こうかという衝動に駆られますが、ここは我慢です。
お客さんが美味しそうにラーメンをすすっている姿を横目に、お金を払い、店を後にします。

ストレートの太麺です。
この麺を、もつ鍋のシメに茹でます。

3、4分くらいでしょうか。
鍋に張り付き、麺を上げる絶妙のタイミングを見守ります。
そして頃合いを見て、麺を上げ、お椀にうつし、もつ鍋のスープをかけます。

ツルッツルのモチモチっとした麺と、もつ鍋のスープがよく絡み合います。
そして一気にすすり切ると
「ふぅ〜〜食べた食べた」
と、幸せの満腹感に満たされ
ごちそうさまでした!
心もお腹もしっかり締まります。