そば界の二郎と呼ばれるひやなんを台東区入谷「角萬」で食す。

 
入谷の金美館通りを一本横道に入り、正覚寺さんの正面にある蕎麦店「角萬」さん。
 
金美館通りには「万人力」という油そばの人気店がありますが、位置的には、ちょうどその万人力さんの裏あたりにあります。

こちらの角萬さん、聞くところによれば、竜泉にも同名のお店がありますが、関係はないんだそうです。 

入谷の角萬さんの店主は、藪出身で、四谷三丁目から移転してきたのだとか。
竜泉の角萬さんで初めて「ひやなん」を食して以来、ハマってしまい、ときどき「ひやなん」をいただきに行っていましたが、入谷の角萬さんがオープンしてからは、もっぱらこちらへ通っています。
 

 
冷たい蕎麦。
 

 
あたたかい蕎麦。
 
今日こそ、せいろか、肉せいろを食べよう。
 
と、思うのだけど、席について、オーダーするときは
 
「ひやなん、ください」
 
と、言ってしまう自分がいます。
 
「ひやなん」というのは、冷たいそばのメニューのいちばん左にある「冷やし肉南そば」です。
 
略して「ひやなん」です。
 
連れは「にくなん」をオーダーします。
 
「にくなん」というのは、あたたかいそばのメニューのいちばん左にある「肉南そば」です。
 
それで・・・メニューの下に書かれているコレ
 

この文字。

「太麺」と記されているのに気づきましたでしょうか?

蕎麦、だけど、太麺というのがあるんです。

蕎麦で太麺って、あんまり聞いたことないですよね。

今回も、肉南そばの、太麺をオーダーしたというわけなんです。

「あーあー、また太麺頼んじゃったよー」と心の中でつぶやきながらも、胃袋は、太麺待ち、すする準備、OKです。

はい、まずは冷たいのから「ひやなん、でーす」と告げられ

ドーーーーーーーン

並盛なのに、小振りの丼に山と盛られた極太蕎麦です。

極太蕎麦の上には、茹でた長ネギ豚肉のトッピングされています。

うどん。

じゃないですよ、蕎麦です。

おそばが太い。

割り箸より太い。

そして不揃い。

これがイイんですよね。

かみ応え満点の蕎麦です。

噛めば噛むほど味のある極太麺と、柔らかい豚肉と長ネギの辛味のアクセント、それに豚の脂の旨味が滲み出たシンプルで素朴なつゆが最高に合うんですね。

こちらは連れの温かい方の肉南そばです。

今、写真を見て気づいたのですが、ネギがちがう。

温かい方はネギが幾分、クタっとしてますね。

知らなかった。

そして一切の会話もなく

ズルッ(蕎麦をすする音)

モグモグモグモグ(蕎麦をかみしめる音)

ズルッ

モグモグモグモグ

と、一心に食べ進めるのでした。

ごちそうさまでした!

今度は、せいろを・・・いや、きっと、また、ひやにくを頼んでしまうんだろうな。

◆角萬◆
台東区入谷1-24-6
土・日・祝のみ営業
11:30~14:30(ラストオーダー14:00)