2020年に小学校からプログラミング教育必修化が検討されていましたが、決定しましたね。
どのように学校教育が変わるのか気になっている方もいると思います。
我が家の娘も小学校3年生なので、学校でどのように「プログラミング」というものを教えてくれるのか、とても関心を持っていました。
そんなことを思っていたところ、出会ったのが、プログラミング初歩の勉強ツール「PETS」(ペッツ)でした。
PETSは、いろいろな方向のブロックを背中に挿し込んで、命令された通りに動くプログラミング学習用のロボット。
マス目の書かれたシートの上を、スタートからゴールまで、時には障害物をよけながら目指します。
PETSで遊ばせてもらったところ
「これは、たのしい」
PETSで遊ぶ子どもの笑顔が浮かびました。
それならば、と、近所の子どもを集めて、「プログラミング」が気になっている親御さんも一緒にPETSと遊ぼう!と、親子プログラミング教室を開催することにしました。
「プログラミング教室」なんていうと、ちょっと大げさかもしれません。
みんなで楽しく、プログラミングの世界にちょっと触れてみよう、という感じでしょうか。
5歳の子が、今日のプログラミング教室をとても楽しみにしていてくれたそうで、お母さんが写真を送ってくれました。
カレンダーを作って、指折り数えてくれていたようです。
台風の様子が気になっていましたが、みんな近所なのでと、予定通り、開催することにしました。
雨の中、みんな、レインコートを着て、長靴を履いて、傘をさして集まってくれました。
集まってくれた5歳から小学校4年生の子たち。
わざわざ江東区から足を運んでくれた子もいます。
まずは自己紹介からスタートです。
今日、講師を務めてくれるのは、プログラマーの間野先生と桂田先生です。
間野先生の「プログラミングって知ってる?」という質問に
「それなんだろう?」と首をかしげる子や「やったことがある!」という子などなど、みんなそれぞれ。
先生の話に、みんな真剣な表情で耳を傾けています。
子どもだけでなく、お父さん、お母さんもじっくりと聞いています。
説明のあとは、それぞれ席について、PETSをどうやって動かすのかを考えます。
最初は、Step1のシンプルな問題からスタートです。
子どもが矢印を並べ、PETSの動きを作っていき、お父さんがペンをPETSに見立て、動かし、シュミレーションをしています。
頭の中でPETSの動きを組み立てて、ホワイトボードに書き出している子もいます。
お父さん、お母さんと、みんなで一緒に考えているグループもいます。
お父さん、お母さんも真剣です。
お母さんが「こうやって考えてみたら?」と、枠を書いて、子どもにヒントを出しているグループも。
そして、PETSをどうやって動かすか、矢印ブロックの配列を決めたら、次は答えあわせをします。
PETSに矢印ブロックをさしていきます。
自分で考えた配列の通りに、1つ1つ、矢印ブロックをさしていき
矢印ブロックを全部さしたら、スタートボタンをポチッ!
自分で考えて作った司令の通りにPETSは動くかな?
PETSは、ケーキをとって、お城にちゃんとたどり着けるかな?
ドキドキです。
できましたー! パチパチパチ
みんな、お友達の動かすPETSに食い入るように見ています。

Step1がクリアできたら、次はStep2と、次々と問題を解いていきます。

自分で考えた通りにPETSが動いた時、飛び切りの笑顔を浮かべる子。

PETSが思っていた通りに動かず、悔しそうな表情を浮かべる子。
そして急いで席に戻って、どこが違ったのかを考え直す子。

みんな、それぞれに、なぜ? どうして? どうすればいい? こうしてみよう、を一生懸命、考えています。

こうして2時間はあっという間にすぎ
「もっとやりたーい!!」という子どもの声に、次回、開催を約束し、親子プログラミング教室は終了しました。

教室が終わっても、まだまだ遊び足りない!とばかりに、先生が用意したおまけコーナーのゲームに夢中で遊ぶ子もいました。
帰宅後、何人かのお母さんたちから「いま、続きをやっています」とメッセージをもらいました。
持って帰った教材で、家で続きをやって遊んでいるようです。

「プログラミング」って何でしょうね。
どうして小学校の授業で「プログラミング教育」を導入しようとしているのでしょう。
いりやごとでは、今後も、子どものワクワクやドキドキ
「これってどうして?」「なんで?」を引き出してあげられるような
そんな楽しいイベントを企画していきたいと思います。
facebookやWebサイトで告知をしますので、ぜひぜひチェックをお願いいたします。
今日、講師を務めてくれたプログラマーの間野さん、桂田さん、そしてPETS開発チームのみなさま、ありがとうございましたm(_ _)m
この記事の写真はIさんが撮ってくれました。
撮影を自ら買って出てくれたIさん、いつもありがとうございますm(_ _)m