小野照崎神社、年末の恒例行事「餅つき」前夜

12月3日(金)小野照崎神社で、新年を迎えるための奉納餅の準備がはじまりました。

氏子青年会のみなさんが、道具を準備し、もち米を研ぎ、明日、4日に行われる餅つきに備えます。

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元来、お餅は神様に供えるものでした。

お餅は、白く円い形や、大事な食料のお米で作られたものであることから「霊」が宿る神聖で特別なものとされてきたのだそうです。

神様へのお供え物として、また、お餅を食べれば生命力がつくとして、おめでたい日に食べられるようになったといわれています。

餅つきは「正月の行事」と思う方も多いと思いますが、餅つきは12月の「季語」であり、そのことからも分かるように年末の行事なのです。

というのも、新年は「歳神様」をお迎えします。

歳神様にお供えするためのお餅をつくために、12月に餅つきが行われるようになったのです。

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餅つき前夜に、餅米を研ぎます。

小野照崎神社でこの仕事を担っているのは「氏子青年会」のみなさんです。

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木製の研ぎ棒で米を研ぐ作業を前夜に行います。

60kgの餅米をみんなで手分けして、何度も研いでいきます。

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夜に行われる準備。

水がさぞ冷たいだろうと思い、聞けば「今年は暖冬で温かいからよかったですよ」とのこと。

たしかにこの日は、凍てつくような寒さはなかったとはいえ、手水舎の水に少し触れてみたが、かなりの冷たさでした。

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研いだ餅米をひとばん寝かせます。

そしてまた明日、もう一度水を通すのだそう。

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餅米を研ぐ作業と並行して、明日、使う道具の試運転もしていました。

境内の端で行われていたのはボイラーの試運転です。

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このボイラーは、下谷2丁目の「村山米店」さんから20年以上前に譲り受けたものなのだそう。

明日はここに餅米をのせ、蒸していきます。

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ひととおりの準備を終え、明日に備えます。

作業が終わったのは夜の8時過ぎ。

12月の夜の屋外での作業です。

きっと、こういった方々が、私たちの見えないところで町を支えてくださっているのですね。

境内で粛々と仕事を進める氏子青年会の方々の姿から、そんなことを感じました。