初めてのパン作り!自宅でパン教室に行ってきました。

 
部屋に漂う小麦の香ばしさと濃厚なバターの香り。
 
先生の「焼けましたよ」の声とともに、オーブンのまわりへ行くと、黄金色のパンが次々と並べられていきます。
 

「試食してみましょう!」
 
みんなで焼きたてのパンをほおばってみる。
 
噛むほどに口の中にパンの滋味があふれ、素朴でやさしい味。
 
自分で初めて作ったパンに、うれしさも加わり思わず口元がゆるんでしまいました。
 

先日、入谷から自転車で10分ほどのところで行われている「pain-terakoya」さんの自宅パン教室に参加してきました。
 
もともと、ずーっと、いつかやってみたいと思っていたパンづくり。
 
パン教室をいろいろと探してはいたのですが、一歩を踏み出すに至らずで、今日この日まで時間が経っていました。
 

pain-terakoyaさんとの出会いは、御徒町にある家具メーカー「WOODWORK」さんで開催されたワークショッップでした。
 
ワークショップの休憩タイムに、シュトレンを出してくださいました。
 
でも……実は、私、シュトレン、ニガテなんです。
 
でも、せっかくなので、いただきました。
 
すると、食べた瞬間「あ……これ、おいしい」って言葉がポロリとこぼれました。
 
ニガテだったはずのシュトレン。
 
あまりに好みの味だったので、WOODWORKのスタッフさんに「どこのシュトレンですか?」と訪ねたところ
 
「pain-terakoyaさんというパン教室で作ってもらいました。とってもすてきな教室です。ぜひ行ってみてください」と。
 
これはぜひとも行ってみたい!と思い、pain-terakoyaさんのWebサイトへ飛び、レッスンの予約をした、というわけです。
 

予約時に、小学生の私の娘も一緒にレッスンを受けられるかきいてみました。
 
「小学4年生以上から大丈夫ですよ」ということで、娘と私と2名分でレッスンの予約をしました。
 
子どもといっしょに参加ができるレッスンというと、“親子◯◯教室”があると思うのですが、
 
主役は、子ども(当たり前なのかもしれませんが……)。
 
親はサポートに回る感じですよね(当たり前なのかもしれませんが……)。
 
でも、私、自分が“マジ”レッスンを受けたかったので、そんなワガママをきいてもらえるのか、事前に相談をしました。
 
すると
 

「承知しました!お母さまにも、お子さんにも、じっくりお教えします」と、うれしい回答をいただきました。
 
そうして迎えたレッスン当日。
 
私も娘もパン作りは初めてだったので「プレ教室」に参加しました。
 
おひとり、遠方から初めて参加するという方と一緒に、3人でレッスン開始です。
 

大きな大理石の天板を、先生と生徒3人で囲みます。
 
すぐそばで先生の手の動きが見れるので、先生の手元をじっくり観察しながら、見よう見まねで、自分の手を動かしていきます。
 

娘も一生懸命、先生の説明に耳を傾け、黙々と作業をしています。
 
娘にとってはちょっと難易度の高い作業は、先生がていねいに教えてくれます。
 
任せるところは任せ、付かず離れずの絶妙なフォロー。
 
ものすんごく真剣に作業に没頭しています。
 

器用に作業をすすめている娘の姿に、「へーーーこういうのが得意なんだ」「なるほど、こういうことが好きなんだ」など、あらたな発見が。
 
娘は娘で、私の手元を時折、覗き込んでは「私のほうが上手!」「私の方が進んでる!」など、ライバル心をメラメラと燃やしたり。
 

この日の作るのは、ソーセージロールとテーブルロールです。
 
難しいポイントでは、先生がちょっとしたコツや、ポイントをわかりやすく教えてくれます。
 

没頭……。
 
黙々と黙々と作業を進めています。
 

こちらは、先生お手製の「まかない」です。
 
生地を発酵している間に、みんなでテーブルを囲み、まかないを食べます。
 
テーブルロールを、こんな風にアレンジして食べられますよ、という一例で、ミニハンバーガーです。
 
付け合わせのサラダもハンバーガとよく合い、思わず、先生に「これどうやって作るんですか?」とレシピを聞いてしまいました。
 
その日のレッスンでつくるパンに合うような、ヒントになる「まかない」。
 
生徒さんのなかには、先生がつくるこの「まかない」を楽しみに来る方もいるそうです。
 
うんうん、わかります。と、うなづける楽しいまかないです。
 
ミニハンバーガーを食べながら、先生にパンづくりに関する質問もたくさんしました。
 

そうこうしているうちに、部屋中にいい香りがたちこめ、パンも焼き上がりました。
 
それぞれに個性が出ていて、おもしろいですね。
 
先生がつくったパンをみんなで試食します。
 
みんな「おーいーーーしーーー」と、笑顔になってしまいます。
 
娘は、先生にていねいに教えていただきながら、自分でパンを最後まで作れたことがとても嬉しかったようです。
 
嬉しさのあまり、焼きあがった自分のパンを何度も見ては、食べる手も止まらず、1個のつもりが、2個、3個……と食べていました。
 

私は他のパン教室へは行ったことがないのですが、いっしょにレッスンを受けた方が言っていました。
 
「先生とこの距離感でレッスンを受けられるのがとってもイイ」
 
「前に通っていたところは、生徒さんの人数も多くて、レッスンを受けてもぜんぜんうまくならなくて…挫折していました」
 
「でも今日はとてもわかりやすく教えていただいて、とても楽しかったです」
 
などなど。
 

先生はもともと料理が大好きだったそうで、初めてパンを作ったときに、こね方や焼き加減のわずかな作り方のちがいや、温度・湿度の微妙な環境のちがいが出来上がりに左右する、そんなパン作りのおもしろさに魅了されてしまったのだそうです。
 
そして、本格的にパン作りを学ぶため、120余年の歴史をもつ料理教室「ル・コルドン・ブルー」パンデュプロムを取得しました。
 
そこではフランス人シェフからパン作りの基礎を徹底的に学んだのだそうです。そしてさらに「日本パン技術研究所」へも通い、パン作りを研究したのだとか。
 
「生徒さんに“これはどうしてですか?”ときかれたときに、理論立ててきちんと答えられるようにしたいから」と先生。
 
たしかに…私の「なぜなぜ?」「どうして?どうして?」質問攻撃にも、「あーなるほど!そういうことなんですね!」と理解ができるような答えを1つ1つ返してくれました。
 
素材選びもからだに優しく、良質なものをと抜かりありません。
 

とても楽しく、パン作りをすることができました。
 
この日、つくったパンはすべて持ち帰ることができます。
 
娘は、レッスンが終わった足で、おじいちゃんとおばあちゃんの家へ行き「これ私が作ったの!おいしいから食べて」と、レッスンでどんなことをして、どうやって作ったのか、とってもうれしそうに話をしていました。
 

pain-terakoyaさんでは、1レッスン3名まで。初めて参加するひとのためにプレレッスン(お試しレッスン)を設けています。まずはお試しにレッスンを受けてみるのもよいかもしれませんね。
 
私もうまくパンが焼けるようになりたいので、教室に通おうと思います(というか、すでに今月のレッスンを入れました笑)。
 
予約の仕方やレッスン内容などについて詳しくは下記の公式Webサイトでご確認ください。
 
https://www.pain-terakoya.com/