小野照崎神社の師走の恒例行事「餅つき」その1

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餅つき当日は晴天となりました。

境内のイチョウがきれいに色づき、青空とのコントラストがとても気持ち良く、素敵です。

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昨日に引き続き、氏子青年会のみなさんが朝も早くから準備に取り掛かります。

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杵や臼の準備をはじめ、来場者に振る舞うお餅の準備、テントの設営などで大忙しです。

今年も元気に稼働してくれたボイラーにも火を入れ、餅米を蒸していきます。

一方で、婦人部のみなさんが氏子青年会のみなさんの「まかない」を作っていきます。

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蒸したばかりの餅米に、鰹節と醤油をまぶして、握っていきます。

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婦人部のみなさんも大忙しです。餅つきを陰で支えるまさに縁の下の力持ちです。

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これから始まる餅つきにむけて腹ごしらえです。にぎり飯のほかに、豚汁も作っていました。

寒空の下で食べるホカホカのおにぎりに豚汁、さぞ美味しいことでしょう。

私が写真を撮っていると、氏子青年会のみなさんや婦人部のみなさんが声をかけてくださいました。

「食べな食べな」「熱いうちにどうぞ」「うまいぞー」と。

みなさんが私にもすすめてくださったので、ご相伴にあずかりました。

ひとくち食べ、「うん、うまい!」思わず、青年会の方と同じ言葉がこぼれてしまいました。

そして、お腹も満たされたところで、それぞれの持ち場に戻っていきます。

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昨日に研いだ餅米60kg分を、次々と蒸籠(せいろ)に移します。

ざるで1杯すくい、餅米をならして、濡れ布巾をでかるく包んでいきます。

それを、境内で火入れをしたボイラーのところまで運びます。

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蒸籠を順番に、下から上に、上にと積んでいきます。

蒸気で蒸していきます。

頃合いを見計らい、蒸しあがったところで、ジャッキで蒸籠をもちあげ、下から順に抜いていきます。

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餅米はその季節ごとによって出来が異なるので、蒸す時間や火加減などは先輩方が長年、培った「勘」で様子を見ていきます。

そして蒸しあがった餅米を臼へ運び、杵で餅米を丁寧につぶしていきます。

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氏子青年会のみなさんが2人1組で、臼のまわりをまわりながら、杵でグイグイとつぶしていきます。

ここまで来たら、次は、いよいよ、ついていきます。

(その2に続く)