スープのないラーメンなんてラーメンじゃないなんて言わないよ絶対。油そば「万人力」

スープのないラーメンなんてラーメンじゃない。

そう思い続け、いつも通り過ぎていました。

でも、お店をのぞくと、いつもお客さんでにぎわっている。

土日は行列ができている。

編集部の(小)も足繁く通っているし。

絶対おいしいんでしょ?

そうなんでしょう?

油そばって、美味しいんでしょ?

入ってみることにしました。

油そば専門店「万人力(ばんにんりき)」です。

油そばってなに?という方は、以下の公式 Webサイトにある「油そばとは」を読んでみてください。

あえて言うならば、スープの無いラーメン。その食べ方は、アツアツに茹であげられた麺にラー油とお酢をお好みでかけ、ダイナミックにかき混ぜて食べる。丼の底にはあらかじめ少量の醤油タレと油がしいてあり、それらが麺に絡みつくことで、「辛さ」と「酸味」と「塩気」の旨味が見事な一体感を醸し出す。油そばと言うものの、口に入れたその味は非常にまろやかでさっぱりとしていて、喉を通り過ぎるたびにいっそう食欲を刺激する。具はチャーシューにネギ、メンマと海苔。余計なものは一切入れず、麺をひたすら味わう。それが万人力の油そばである。
※当店の油そばは今日の健康志向を考え素材にこだわり、余分なカロリーをカットしております。 塩分も控えめであり時代にマッチしたを油そばをご提供しております。

百聞は一見に如かずですので、早速。

ドスン

油そば 並盛り 650円です。

スープが本当に入っていません。

トッピングがいろいろとありました。

半熟卵、メンマ、もやし、キャベツ、半もやし&キャベツ、ネギ増し、のり、キムチが各100円。

チャーシュー300円、万人トッピング350円、スープ70円、ワンタンスープ120円。

新参者には、どれをトッピングしたらいいのかわかりません。

なので、ここは無理せず、冒険せず、“デフォ”(お店の基本となるメニュー。油の量や麺の茹で加減などが標準のもの)でいくことにします。

待つあいだ、テーブルや壁に貼られている「食べ方三か条」を眺めます。

ふむふむ。

なるほど。

ラー油と酢をかけて、まぜて食べるわけですね。

だいたいわかりました。

カウンターでひときわ異彩を放つこちら。

ラー油と酢です。

ここでは「万人酢」、「万人ラー油」と呼ぶようです。

続いて、こちら。

「万人がらし」と「万人すりゴマ」。

その他に、黒胡椒、生のおろしニンニク、ニンニクチップが置いてあります。

ラー油と酢でまず味わったら、この調味類で自分色に仕上げていくわけです。

早速、アツアツの油そばにラー油と酢をかけてみます。

教えを守り、それぞれを1周半。

底の醤油ダレと油が全体にからみつくように、下からよくまぜあわせていきます。

「混ぜむらを出さぬよう、麺を豪快にかきまわすべし」

の教えを守り、豪快に、一気にかきまぜました。

そして、ひとすすり。

うわぁぁ、とてもイイ。

中太のちぢれ麺に「辛さ」と「酸味」と「塩気」の旨味が絡みあい、渾然一体となって奏でるエッジの効いたハーモニー。

“油”だけに、どれだけギトギトなのかと思っていたけど、まろやかでさっぱり。

麺がノドを通り過ぎる前に、もう次の麺を口に運んでいました。

1回、2回、3回と、立て続けにすすり、4回目にいってしまう前に、「万人力がらし」と「万人力すりゴマ」を2さじ、ふりかけ、ガシガシとかき混ぜます。

赤いです。

辛味が増して、とても自分好みになりました。

ゴマのほのかな甘味と、香ばしいかおりがまた別のアクセントになっています。

4回目、5回目、6回目と、すすります。

そしてファイナルステージです。

最後は決めていました。

ニンニク。

ニンニク、いきます。

ニンニクチップをガリガリと削り入れ、もう一度、ラー油をひとまわし入れ、酢を半まわし入れ、仕上がりのハーモニーを想像しながら、一気にかきまぜます。

7すすり目、いきます。

ニンニク、とってもイイ!

わかっていたけど、想像以上の好相性でした。

そして8回、9回でフィニッシュ。

ひとくちひとくち味が変化し、そのちがいが楽しい「油そば」。

これは通って、自分好みの油そばを見つけたくなりますね。

「こんなに近くにいながら、今まで通り過ぎてゴメン」

と心の中でつぶやき

店員さんに「ごちそうさまでした。またきますね」と伝え、お店をあとにしました。

次は、トッピングに、アレとアレとアレをやってみよう。

(つづく)

 

店名:油そば専門店 万人力
住所:台東区入谷1-24-2
営業:11:00〜26:00(午前2:00)
定休:なし
URL:http://www.banninriki.com/